紀北町で外壁塗装を考えるとき、「海に近いから冬も暖かいはず」「雨が多い地域だから、いつ塗ればいいのか分からない」と感じる方は多いのではないでしょうか。この記事では、三重県全域で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を手がける山真塗装が、紀北町にある気象庁のアメダス「紀伊長島」の平年値をもとに、紀北町の雨と冬の朝の冷え込みの特徴と、それを踏まえた工事の時期と段取りの考え方を整理します。
紀北町の気候を、津・尾鷲と数字で比べる
まずは、紀伊長島の平年値を、山真塗装の拠点がある津、そして南隣の尾鷲と並べてみます。いずれも1991〜2020年の30年間の平年値です。
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| 平年値(1991〜2020年) | 紀伊長島 | 津 | 尾鷲 |
|---|---|---|---|
| 年降水量 | 2670.2mm | 1612.9mm | 3969.6mm |
| 1日の降水量が30mm以上の日数(年間) | 28.3日 | 14.4日 | 36.5日 |
| 日最低気温が0℃未満の日数(年間) | 28.0日 | 8.6日 | 15.6日 |
紀伊長島の年降水量は津のおよそ1.7倍で、1日に30mm以上降る日も津の約2倍あります。尾鷲ほどではないものの、津と比べると雨の多い土地です。
そして意外に感じられるかもしれないのが、朝の最低気温が0℃を下回る日が年に28.0日と、津(8.6日)の3倍以上あることです。海に近い町でも、冬の朝はしっかり冷え込みます。なお、津(津地方気象台)・尾鷲(尾鷲特別地域気象観測所)とアメダス(紀伊長島)では観測点の周りの環境が違うため、数字は土地の傾向をつかむための目安としてご覧ください。
冬は「朝は冷えるが、昼は暖かく日が照る」
紀伊長島の1月の日最低気温の平年値は1.3℃で、津(2.4℃)より低い一方、日最高気温は11.3℃と津(9.5℃)より高くなっています。さらに1月の日照時間は193.1時間で、津の162.9時間を30時間ほど上回ります。朝は冷え込むものの、日中は晴れて気温が上がりやすいのが、紀北町の冬の特徴といえます。
冬の朝の冷え込みが、塗装工事にどう関わるか
塗料には、製品ごとに気温や湿度、塗る面が濡れていないかなどの施工条件が決められています。冷え込んだ朝は、外壁や屋根の表面に霜や結露が残ることがあり、表面が乾いて条件が整うまでは塗り始められません。
そのため、紀北町の冬の工事では、次のような段取りになることがあります。
- 朝は霜や結露が乾くのを待ってから塗り始める
- 日が傾いて気温が下がる前に、その日の作業を切り上げる
- 日当たりの悪い北側の面は、乾き具合を見ながら順番を入れ替える
1日に塗れる時間が短くなる分、春や秋に比べて工程に余裕を持たせた日程になりやすいことは、あらかじめ知っておくと安心です。一方で、冬は雨の日が少なく日照も多いので、朝夕の時間帯に気をつければ、工事を進めやすい面もある季節です。
雨が多い季節はいつか|月ごとの降水量
紀伊長島の月ごとの降水量と、1日に1mm以上の雨が降る日数を見てみます。
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| 月(紀伊長島) | 降水量 | 1日1mm以上の日数 | 日最低0℃未満の日数 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 70.9mm | 5.4日 | 10.9日 |
| 2月 | 80.0mm | 6.3日 | 9.0日 |
| 3月 | 164.3mm | 9.8日 | 3.1日 |
| 4月 | 207.3mm | 9.7日 | 0.3日 |
| 5月 | 253.4mm | 11.1日 | 0.0日 |
| 6月 | 312.9mm | 14.2日 | 0.0日 |
| 7月 | 273.6mm | 12.6日 | 0.0日 |
| 8月 | 262.2mm | 11.4日 | 0.0日 |
| 9月 | 474.0mm | 13.7日 | 0.0日 |
| 10月 | 333.8mm | 11.7日 | 0.0日 |
| 11月 | 147.8mm | 7.0日 | 0.0日 |
| 12月 | 90.2mm | 5.6日 | 4.6日 |
この表を、工事の日程を組む目線で見ると、次のように整理できます。
▶ 6月と9〜10月は、予備日を厚めに取っておく
6月は1mm以上の雨の日が14.2日と一年で最も多く、9月は降水量が474.0mmと突出しています。10月も333.8mmと、9月に次いで雨の多い月です。この時期に工事をお考えなら、契約の段階で「雨で何日延びそうか」を業者と話しておくと、あとで慌てずに済みます。
▶ 4〜5月も雨は少なくない
4月は207.3mm、5月は253.4mmと、春も月に200mm以上の雨が降ります。「春は塗装に向いている」とよく言われますが、紀北町では雨の日を見込んだ日程にしておくほうが安心です。
▶ 11月は雨も冷え込みも比較的少ない
11月は降水量が147.8mm、1mm以上の雨の日が7.0日と少なめで、朝の最低気温が0℃を下回る日の平年値も0.0日です。ただし平年値は海に近い観測点での平均なので、山あいなど冷え込みやすい場所や年によっては、11月でも朝の霜や結露が乾くのを待つ日が出ることがあります。12〜2月は雨がさらに少なくなる一方、前の章で見たように朝の冷え込みに合わせた段取りが必要になります。
どの季節を選んでも、一般的な戸建てなら足場の設置から解体までおおむね10〜14日が目安です。雨や冷え込みで作業できない日があれば、その分だけ後ろにずれます。工程ごとの日数や工事中の暮らしについては外壁塗装の工期は何日かかる?雨で延びる日数と工事中の過ごし方で詳しく解説しています。また、時期を考える前に「そもそも塗り替えが必要な状態か」を確かめたい方は、外壁塗装の塗り替え時期はいつ?劣化サインと最適な時期もあわせてご覧ください。
契約前に確認しておきたいこと
雨の多い季節や冷え込む季節に工事をする場合は、次の点を契約の前に確認しておくと、工事中の行き違いを防ぎやすくなります。
- 雨や冷え込みで作業を中止するかどうかを、誰がいつ判断するのか
- 冬の工事の場合、1日の作業時間をどのくらいで見ているか
- 中止や順延の連絡を、どのような方法で受け取れるのか
- 日程が延びた場合に、費用の扱いが変わるのかどうか
雨の多い土地では、塗料を選ぶ前に、シーリングのすき間や外壁のひび割れなど「水の入口」をどこまで直すかを決めることも大切です。強い雨が多い土地で先に見ておきたい場所は尾鷲市・熊野市の外壁塗装|強い雨が多い土地で先に見るべき場所で整理しています。海に近いお住まいで、金属部分のサビや潮風の影響が気になる方は鳥羽市・志摩市の外壁塗装|海沿いの塩害対策と業者選びも参考にしてください。
紀北町の外壁塗装でよくある質問
▶ 冬に外壁塗装をしても大丈夫ですか?
冬だから塗装ができない、ということはありません。紀北町の冬は雨が少なく日照も多いため、工事を進めやすい面もあります。ただし、朝の霜や結露が乾くまでは塗れず、夕方は早めに作業を終えることになるため、1日に進められる作業は短くなりがちです。日程に余裕を持たせて計画することをおすすめします。
▶ 紀北町でも現地調査をお願いできますか?
山真塗装は津市を中心に三重県全域で屋根外壁塗装に対応しており、三重県内での現地調査・お見積りは無料です。日程はお住まいの地域やご都合に合わせてご相談ください。
紀北町の外壁塗装は山真塗装へ
山真塗装は三重県津市を拠点に、紀北町を含む三重県全域で、外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っています。自社の職人が施工し、ひび割れの補修やシーリングなどの下地処理から仕上げまで対応しています。
紀北町のように雨の多い季節と冷え込む季節がはっきりした土地では、「いつ塗るか」と「1日の段取りをどう組むか」を一緒に考えることが大切です。まずは現地で外壁の状態を拝見し、劣化している箇所を写真でご説明したうえで、工事の時期をご相談させてください。工事の内容は外壁屋根塗装のページでもご案内しています。
出典:気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」紀伊長島 平年値(年・月ごとの値)主な要素(1991〜2020年)/同 紀伊長島 詳細(降水量)/同 紀伊長島 詳細(気温)/同 津 主な要素/同 津 詳細(気圧・降水量)/同 津 詳細(気温・蒸気圧・湿度)/同 尾鷲 詳細(気圧・降水量)/同 尾鷲 詳細(気温・蒸気圧・湿度)。いずれも2026年10月20日確認。本文と表の数値は、上記の気象庁の平年値をもとに山真塗装が要約・編集して作成したものです。
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