外壁塗装の「3回塗り」とは?基本の工程を知ろう
外壁塗装は、ただ色を塗るだけの作業ではありません。建物を長く守るために、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程が基本とされています。それぞれの工程には明確な役割があり、どれか一つでも省略すると仕上がりと耐久性に大きな差が出ます。
それぞれの役割
▶ 下塗り(シーラー・プライマー)
外壁材と塗料の接着力を高める工程です。下塗りが不十分だと、中塗り・上塗りの塗料がしっかり密着せず、早期の剥がれにつながります。いわば塗装の「土台」にあたる工程です。
▶ 中塗り(上塗り1回目)
仕上げ塗料の1回目の塗布です。塗膜に厚みを持たせ、均一な仕上がりと耐久性を確保するための重要なステップです。
▶ 上塗り(上塗り2回目)
最終仕上げの工程です。外観の美しさを決めると同時に、紫外線や雨風から外壁を保護するバリアの役割を果たします。
この3回塗りを丁寧に行うことで、塗膜がしっかり形成され、塗料メーカーが公表している耐用年数に近い性能が発揮されます。たとえばシリコン塗料なら10〜15年、フッ素塗料なら15〜20年といった耐用年数は、3回塗りが正しく行われて初めて実現できるものです。山真塗装では、すべての現場でこの3回塗りを徹底しています。
手抜き工事でよくある手口とは
残念ながら、外壁塗装業界では手抜き工事が後を絶ちません。特に以下のようなケースが報告されています。
よくある手抜きパターン
▶ 2回塗りで済ませる
最も多い手抜きが、中塗りまたは上塗りの省略です。見た目では3回塗りとの違いが分かりにくいため、施主が気づかないまま工事が完了してしまうことがあります。しかし塗膜が薄くなるため、3〜5年で色あせや剥がれが出始めます。
▶ 下地処理の手抜き
高圧洗浄やケレン(旧塗膜の除去)、ひび割れ補修といった下地処理は、塗装の仕上がりを左右する最重要工程です。ここを手抜きすると、どんなに良い塗料を使っても長持ちしません。外壁のひび割れが気になる方は「外壁のひび割れ(クラック)の原因と補修方法」もあわせてご覧ください。
▶ 塗料の過度な希釈
塗料をメーカー規定以上に薄めて使う手口です。使用量を減らせるため業者のコストは下がりますが、塗膜の厚みと耐久性が大幅に低下します。
▶ 乾燥時間の短縮
各工程間には塗料メーカーが定めた乾燥時間が必要です。工期を短くするためにこの乾燥時間を守らないと、塗膜同士がしっかり密着せず、施工不良の原因になります。
手抜き工事を見抜くチェックポイント
手抜きを防ぐために、以下のポイントを確認しましょう。
契約前に確認すべきこと
▶ 見積もりに工程が明記されているか
「下塗り・中塗り・上塗り」の3工程が見積書に明記されているかを必ず確認してください。「一式」とだけ記載されている場合は、何回塗りなのか質問しましょう。費用の内訳について詳しくは「外壁塗装の費用相場」で解説しています。
▶ 使用する塗料のメーカー名・製品名が明確か
塗料の製品名が明記されていれば、自分でカタログを確認して規定の塗り回数や乾燥時間を調べることもできます。
▶ 工期が短すぎないか
一般的な戸建ての外壁塗装は、足場の設置から撤去まで10〜14日が目安です。「3日で完了」などの極端な短期工事は、乾燥時間や下地処理が省略されている可能性があります。
施工中に確認すべきこと
▶ 工程ごとの写真報告があるか
信頼できる業者は、下塗り・中塗り・上塗りの各段階で写真を撮影し、施主に報告します。写真があれば3回塗りが実施されたことを目で確認できます。
▶ 中塗りと上塗りで色を変えているか
塗り回数を確認しやすくするため、中塗りと上塗りであえて色を変える業者もあります。この方法は塗り残しの防止にもなり、施主にとっても安心材料になります。
三重県の外壁塗装は山真塗装にお任せください
山真塗装は三重県津市を拠点に、津市・松阪市・伊勢市・鈴鹿市・四日市市をはじめ県内全域で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っています。すべての現場で3回塗りを徹底し、工程ごとの写真報告で「見える施工」を実践しています。
「見積もりの内容がよくわからない」「他社の見積もりが安すぎて不安」といったご相談も歓迎です。三重県は温暖で湿度が高い気候のため、塗膜の劣化が進みやすい傾向があります。だからこそ、手抜きのない確かな施工が建物の寿命を大きく左右します。現地調査・お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装サービスの詳細は「外壁屋根塗装」ページをご覧ください。防水工事も合わせてご検討の方は「外壁屋根防水」もご参照ください。
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